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『さっこ婆さん、バレンタインの懺悔』 おじさんからおじさんへ贈られた愛の手作りクッキー

『さっこ婆さん、バレンタインの懺悔』 おじさんからおじさんへ贈られた愛の手作りクッキー

411.jpg



かれこれ5年ほど前のことでしょうか.....。




さっこ婆さんは、ある罪を犯しました。




虫一匹殺せないような顔?!をしながら......




この婆さんは、ある純朴な男性を 心無い嘘で まんまと騙したのでございます。





あまりの罪深さ故さっこ婆さんは、





この出来事を自身の胸に秘めて 墓場まで持ってゆくつもりでおりました.....。






しかし この世を去る日が近づいてきた昨今、




俄にさっこ婆さんは、不浄なこの身を清めたくなりました。





もしももしも この罪を天の神が許してくださるのなら......。




おお....我が神よ......。 




差し迫る聖バレンタインを目前に、




あなたの御前にこの穢れを差し出して 





今わたくしは   心から懺悔いたします。





聖バレンタインに犯したこの大罪を....神よ、大いなる愛で贖いたまえ......。


DSC_0014_pp.jpg




さて ここからは、




己の大罪について 明らかにしようと存じます。




あれは遡る事数年前.....




さっこ婆さんには、ある殿方のお友達がおりました。





その殿方は、一度も人を悪く思ったことのないような、とても純朴なお方でした。




そして殿方は例外なく このさっこ婆さんに関しても、




大きな大きな勘違いをしておられるようでした。





どうやらその殿方は  さっこ婆さんの性悪根性には、





露ほども気づいておられない御様子でありました。





その証拠に殿方は いつも聖母マリアを仰ぐような眼差しで、





この婆さんを慕ってくださっておったのです。



001_201502111053262a1.jpg



そんな浅い関係性が続く中、 




ある日、世の男女が浮かれ歩く 「聖バレンタイン」などというものが近づいて参りました。





そしてさっこ婆さんは その殿方と、





「うっかり!!」できもしない約束をしてしまいました。






それは「 バレンタインに手作りクッキーを作 って送ってあげる。」などという、





とても守れそうにもない約束でありました。





何故それが守れない約束であるのか........






その訳は.........その実 さっこ婆さんの正体が





「 横のものを縦にもしない、ただのグータラの汚女 」だったからでした。



388.jpg



それなのに、さっこ婆さんときたら  すぐにその場のノリで 





つい調子のいいことを吹いてしまうのです。






それが、この婆さんの日常茶飯の悪い癖でした。




sako姫1




しかしさっこ婆さんは、その殿方に、常日頃から大変世話になっておったのです。






ですから たとえ口が滑って申し上げてし まったこととはいえ...





当初のさっこ婆さんは 誠実に日頃の感謝を 





真に表そうと本気で思っておりました。





そしてさっこ婆さんは予定通り バレンタイン前日に、




いそいそとクッキーを作り始めました。






さて いよいよクッキーの焼きあがる頃 





さっこ婆さん宅のキッチンは、香ばしく豊かなバターの香りに包まれました。





その時さっこ婆さんは、非常に腹が減っておりました。






何せこの婆さん めずらしく脇目も振らず、





クッキーつくりに熱中していたものですから......。





そこで、 さっこ婆さんは、一枚だけ味見をしてみようと思いました。




そう... 確かにさっこ婆さんは こんな風に固く誓って 




焼きたてクッキーに そろっと手を伸ばしました。




「 一枚だけ。 味見はほんの少しだけ。。。。。」と。





しかし 大食らいのさっこ婆さんの胃袋に、そんな常識が通用するはずがありません。





おまけに 婆さんは、この上なく腹っぺり状態ときています。




「 一枚食べたら、もう一枚、更にもう一枚......」




さっこ婆さんの意地汚い手は 少しも休むまもなく、 




神聖なる焼きたてクッキーの山へ侵食していきました。



懺悔のバレンタイン 001




その徒ならぬ様子を目にした一人娘が 




途中で見るに見かねて、 さっこ婆さんに忠告しにやってきました。




「 ねえママ........あのさ~.......そのクッキー、 



バレンタインの贈り物で焼いたんじゃーないの? そんなに食べちゃっていいの? 」






しかし その頃には、さっこ婆さんの胃袋はすっかり勢いづいておりました。






なので 娘のそんな愛の忠告は 




ちっとも婆さんの耳には入ってはこなかったのです。





それどころか すっかり気が大きくなった婆さんは、





「 足りなくなったら、もう一回焼けばいい.... 」くらいの気持ちにな っておりました。


懺悔のバレンタイン 002



そしてその後。。。。。。




ふと気が付いたときには、あれだけあった焼き立てクッキーの山は、




さっこ婆さんの手元から すっからかんに消えてなくなっていました。





その代わりにと言っちゃー何ですが、




その分 さっこ婆さんの腹回りだけが、見事!!何倍にも膨れ上がっておりました。




そう......




さっこ婆さんが、人様に贈るために焼いたクッキーは.....





さっこ婆さんが、感謝の真心を表すために焼いたクッキーは.......





たった数十分の間に テメエの意地汚い腹に、 





まんまと納まっちまっておったのです......。


懺悔のバレンタイン 003



その現実に改めて対峙した時......




さっこ婆さんの甘い考えは、みるみる立ち消えていきました。






普段グータラグータラと生活しているさっこ婆さん....





彼女には、もう一度キッチンに立つなどという気力も体力もすでに残されてはいませんでした。







しかしさっこ婆さんは、




ヘナヘナとへたり込んだ床の上で、ふと、いいことを思いつきました。





いつだって こんな大ピンチのシチュエーションの時に限って、





さっこ婆さん の悪知恵は、クルクルと活性化してくるのです。






さっこ婆さんの脳裏には、すでに、「 あの救世主 」の顔が浮かんでおりました。







それは、料理 洗濯 掃除、裁縫、一切の家事を全て器用にこなす、





まるで家政婦の鏡のような男.....「 我が亭主 」でありました。



あー子とてっこ



さっこ婆さんは、早速 命令に忠実な亭主に このように泣き言の電話をかけました。





「 てっこ~~~、大変なことが起こったの。早く早く帰ってきて~~~~~。」





数時間後、暢気そうな表情をして、亭主が帰宅しました。





そして ロバのように大人しい亭主は、





さっこ婆さんがへたり込むキッチンに、





やっぱり「 のんびり 」と「 穏やかに 」やってきました。





唯一の愛人である「 おさるのあーちゃん 」を肩に乗せながら.....。



懺悔のバレンタイン 004


やっと現れた救世主の降臨に




さっこ婆さんは、「 待ってました!!」と云わんばかりに、玉首を突き出しました。





そしてすぐさま、ロバのように従順なテメエの亭主に





婆さんは、噛み付かんばかりの勢いで、このように まくし立てました。





「 クッキー作って。 早く。 すぐ焼いて。 




バレンタインのプレゼントなんだよ。 世 話になってる○男にあげなきゃいけないの~~!!。




なのにあたしゃ  自分で焼いたクッキー、 全部自分で食っちまったんだよ。 





だから、早く早く!! 」





大慌てのさっこ婆さんの説明は、こんな風に いつだって支離滅裂です。





しかし、女房の嵐のような捲くし立てには もうすっかり慣れっこになっているロバ夫......





やっぱり顔色一つ変えず、のん気に「 いいよ~。」と 女房の頼み事を 易々と引き受けました。





時刻はもう、午前0時をまわろうとしていました。




さあ、いよいよ 「 おじさんクッキング 」のはじまりです。



1493.jpg




さっこ婆さんの亭主は、もともと料理が大好きときていました。





ですので さっこ婆さんよりも数十倍の手際のよさで、





夫は流れるようにクッキー作りの作業を進めていきました。



1172.jpg



バターを湯煎しながら、





時折 ロバ夫の口からは ご機嫌なハミングまでも流れてきていました。





亭主が歌うは 聖子ちゃんの「 赤いスイートピー 」





キッチンは すっかり乙女チック満載です。



1175.jpg



その傍らでは、すっかり安心しきったさっこ婆さんが、





またまたポテトチップスの大袋などを抱えて、 





悠長に「 おじさんのクッキー作り 」を見学しています。





「 甘いモンたらふく食ったら、今度は しょっペーモン が食いたくなったわ~。」などという 





この上なく能天気なことをほざきながら......。



懺悔のバレンタイン 005




さて そんなこんなをしているうちに ついにクッキーが焼きあがりました。





するとすぐにさっこ婆さんは、亭主が夜なべして作ったクッキーを、





まるで テメエが作ったような顔をして 可愛いビンに詰め込み始めました。





その上 この性悪婆さんときたら、実にしれ~っとした面持ちで、





こんな大 ボラを サラサラとメッセージカードに綴りました。




「 クッキー、心をこめて焼きました....。」


387.jpg



その後クッキーは  颯爽と 純朴な殿方の元へと届けられました。





何も知らない、いいえ、純朴なゆえ、人を疑うことを知らないその殿方......は、





大喜びで クッキーを受け取られました。





そして 一枚一枚、感激しながら召し上がられたのです......。





おじさんが夜なべをして作ったクッキーを.....。





それは つまり.....「 おじさんが作った物を おじさんが食べている.....」という、




世にも不思議なバレンタイン 現象でありました。


懺悔のバレンタイン 006



その頃 一流の詐欺師であるさっこ婆さんは、





ペロッと舌を出して 既に 地球の裏側に逃亡中でございました。





まるで「 知らぬ存ぜぬ 」のこの婆さん、




まんまと全てが上手くいったと踏んでいたのです。


328.jpg




しかし そんな悲劇....いや.....喜劇を、




お天道様だけは、決して見逃すことなく シッカと ご覧になっておられたのでしょう.....。




さっこ婆さんの胸のうちには




いつしか 深い罪悪感が根付くようになりました。





そしてこの婆さん、 いよいお棺おけに片足を突っ込んでいるような今ごろになって、





調子よく 神に告解を申し出たというわけなのでございました。





『 おお、神よ、我が罪を赦し給え............。




「 おじさんが作ったものをおじさんが食べる 」という、  




「魔のバレンタイン」を創造した我が罪を.......。 』






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