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2013 11 3 さっこ ひとり②


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ずっと目指してきたことがある....。

それは一人娘を東大へ入れること。



そう....少し前まで、私は大変な教育ママゴンであった。

日々考えることといったら、娘のスケージュル管理、

興味のあることといったら、娘の成績のみであった。



小学3年生になった時に、

サピックスというスパルタ中学受験塾に娘をぶち込んだ。



それからは、テレビを真っ先に捨てた。

それ以来、我が家にはテレビは置いていない。



私が娘に許可した娯楽は、読書のみだった。


田舎の小学校に通っていた中で、受験をするのは2人だけだった。

だから、随分注目もされた。


妬みから、ありがちの意地悪も沢山された。


しかし私と娘は「 言いたいやつには言わせておけ!!笑いたいやつには笑わせとけ!!」の精神で、

その後も ためらうことなくまっすぐに突っ走った。



そして無事、中学受験が終わった。


1335835319236.jpg



しかしその日から、またすぐに、次のステージが始まった。


私立の進学校へ入学手続きを済ませたあと私たち親子が向かった先は、

代々木にある「 鉄緑会 」という東大受験専門塾だった。


ここの塾が、また凄まじかった。


塾生になるのには、条件がある。


中高一貫の難関私立中学に通っている生徒で しか入塾できないことになっていたのだ。


つまり最初から優秀な子だけを

ふるいにかけて集めているのだ。



だから懇切丁寧な授業など一切してくれない。

落ちこぼれてゆく塾生など放ったまま 手を緩めることなく駆け抜けてゆく。



特に主要教科となる数学 英語に関しては、

中学3年までに、高校3年までの全範囲を一通り先取りして学んでしまうのだ。


そして、高校一年になる頃には、

センター試験がガンガン解けるレヴェルに仕上げるカリキュラムになっている。

つまり先行逃げ切り型の方式だ。



この進度の速さ、厳しさを知ったとき、

私は娘だけには辛い思いをさせないと決意した。



そして、数学に関しては、娘の質問に即答できるよう、

まずは母である自分が

鉄緑会のテキストを全て網羅しようと決めたんだ。


それで、娘を送り出してからは、

私は中学1年から数学をもう一度学び直した。


英語は 高校の英語教諭免許を持つ夫が担当。


こんなふうにスタートした東大受験は、家族総出のチャレンジとなった。


1335835320817.jpg


そんなこんなで私は 常に自身が数学の勉強に追われていた。



いつの間にか、主婦同士のランチには、滅多に参加することはなくなった。

誰にも合わず、電話にも出ず、私はとにかく数学を勉強した。



鉄緑会の進度は、想像をこえて半端なかった。


娘だけに任せておいては、

どうしても、理解が上っ面になりがちになった。



そこで、毎晩私が つきっきりで その単元で学ぶ定義や概念を

深く落とし込むように教え込んだ。


理解が浅いようでは、いくら早く進んでも、

最後に本末転倒となってしまうと考えたからだ。


数学用語もしっかりと覚えさせた。


数学が苦手になる要因は、この数学用語をしっかり覚えていないことにもある。


忘れがちな公式も、繰り返しメンテナンスして定着させた。



私がつきっきりで教えた成果はすぐに現れた。

娘は数学の成績がグングンとよくなった。



「努力がすぐに反映される」、この手応えは、

ますます私を 見境のない教育ママゴン中毒にしていった。


1335835085106.jpg


しかし、こんなことをやっているのは、決して我が家だけではなかった。

子供に東大合格を強いる多くの家庭では、

実はこんなふうに 親がつきっきりで介入しているという実態があった。



とにかく娘が高校2年になるまで、脇目もふらず、

私たちは頑張った。



そして、ある日、気がつくと、娘が先に壊れていた。

受験目前にして、娘の成績は急落した。


そして、娘は大量の薬を飲んで、自殺を図った。


病院に運ばれた時には既に胃洗浄が間に合わない状態だった。、


私たち夫婦は、あっけなく医者にこう言われた。

「 覚悟してください。」


そんな状態から何とか生き返った娘は、

その後もずっと廃人状態だった。


母親である私自身も、である。

私も今の今まで、ある意味 廃人そのものだったと思う。



私たち家族はもう一度、

本音で幾度も話し合った。

本音で幾度も向かい合った。


そして私は、娘の勉強から一切の手を引いた......。



娘に猛勉強をさせていた当時

私は 毎晩 神様に祈っていたことがある。

それは、

「 私の命と引き換えにして、娘を東大に合格させてください。」ということだった。

これは、私にとっての、正真正銘の本気の祈りだった。


自分の人生のすべてを娘にかけていたから 

自分の死を持って願いを成就できるのならば、

それでもかまわないと私は決意していたんだ......。


ある意味、狂っていたなと思う。



しかし、そんな私の醜い願いは 

神様からあっさりと却下された。


私は言葉にはできない挫折感を味わった。


1335835318860.jpg


この出来事について私は、

自分を守る言い訳をしたり、

自分を正当化するつもりは毛頭ない。


全ての責任は自分にある。

これは紛れもなく 自分の創造であった。



ただ今になって何故か、

あった事実だけを、淡々と書き綴りたくなった。

そして今年になって、ずっと廃人だった娘に やっと 生きた血が通い始めた。



夏になり、

これまで何年も勉強してきた英語という学問を、娘は捨てた。


そして彼女は、ドイツ語受験という 新しい波に乗り始めた。


そして 目指してきた国立ではなく、文系の私大を受けるということも、

自分で選択し始めた。



私と夫があれほど苦労して投資してきた英語と数学という教科は、

ついに彼女の大学受験に活かされることはなくなった。



しかし、彼女が受験に選んだドイツ語という語学は元々、 

私が嫁いだこの家に、深く関連している学問であった。

お舅さんは、一流大学のドイツ文学教授であったし、

義兄も今現在、大学でドイツ史を教えている。。。。。


つまりこの家は、ドイツにまつわる学者の家である。



それがDNAに鳴り響いたのか.....

学び始めたら、あっという間に娘は、

水を得た魚のようにスイスイと、この語学に馴染んでいった。



さて、それからというもの、娘の一切のことは、すべて娘自身に任せている。


親は黙って、塾の月謝を払うだけだ。



私もそろそろ、立ち直る時が来た....と 最近、自然にそう思えてきた。



「 優秀な娘」を持っている....ということだけが、

これまでの自分の唯一の誇りだった。


それが何よりの、世間を見返す切り札となってきたんだ。



しかし私には、人様に自慢できることは、もう何ひとつなくなった。


今現在、何の結果も持っていないから。



娘に続き、私もやっと ゼロからのスタートだ。


さっこ 京都 天ぷらやさん (2)



それでも こんなにも痛い目にあったというのに、

わたしはやっぱり 学問というものに、

自然と心惹かれてゆく。



子供の頃から この世の不平等、不条理をたくさん見てきた。

味わってきた。



「 死が訪れる事以外では、

この世に平等なものなど何一つないじゃないか!!」と、

何度、怒りでいっぱいになったことだろう....。

何度、やるせなさで肩を震わせたことだろう.....。



実の親でさえ、

姉妹を平等には愛してくれない.....

そんな不公平も、身を切られるような痛みの中で知った。



しかしそんな私にとって、

学問だけは、どの角度から視ても公平であった。


少なくとも私にはそう思えた。



学びたい情熱さえあれば、いつでも門戸は開かれる。



娘のためにと思って再度学び直した数学。

その体系的繋がりの深さには、神秘さえ感じた。

鉄緑会の難問を解くにあたって、いつでも私の役に立ったのは、

チャート式という参考書であった。

こんなものは、どこの書店でも安価に購入できる。



私はこの一冊だけで、

ついには東大の文系数学の問題を、何問か解けるようにまでなった。


そして、

やる気さえあれば、塾になど行かなくても、独学で十分学べることを知った。



東大の問題の精髄は、 解きながら、なんとなくだが伝わってきた。


数学に関しては、やはり「 繋がり 」がテーマだと思った。


赤本で

実際に過去問を解こうと鉛筆を動かし始めると、少しも意地悪なところは見当たらなかった。


ただ、単元を断面的に捉えていては、

絶対に解けない問題ばかりだったように思う。


美しいネックレスのような体型的繋がりを理解して初めて解ける、


全てが活かされる良問、それが難関大学の数学の問題なのだと感じた。



数学からもらったエッセンスはたくさんある。




夢やぶれた今になっても私は、

数式や関数のグラフを見るだけで、なぜか深いときめきを覚えたりもする。


このときめきを 私は生涯大切にしてゆきたい。



今後、この憧れやときめきが何かの形になってゆくかどうかは、

まだわからない....。



確かに、欲しい結果はまるで得ることができなかった私だった。



しかし、こんなに情熱を注げる機会を与えてくれた娘には、

心から感謝せずにはいられない。



人に認めてもらう手段としての学問は、私の中ではもう終わった。

これから私が熱中するとしたら、

それは宇宙の神秘に繋がるような学問かもしれない。



誇るものが何もなくなった私は、

なんとも優雅で自由になった。

そして、

娘や夫を 自分の優越感の満たしに利用しなくてもよくなった。


この一連の出来事に関して、

私はもう、人にどう判断されても構わない。


さあ、今こそ立ち上がろう。

何も持たない自分自身で.....。




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